こんにちは。
一色です。
今回は「完璧主義をやめる」についてお伝えします。
はじめに
「完璧を求める」人を悪く言うわけではありませんが、
完璧を追い求めすぎると、
「損してるな~」
と感じることがあります。
完璧主義
私は会社員8年目ですが、
4年目までは自他ともに認める完璧主義者でした。
周りからの評価としては、
「あいつに任せておけば問題ない」
「あいつはしっかりと仕事をこなすから安心だ」
「仕事は遅いけど、ミスがない」
でした。
実際に言われたので間違いはありません。
評価も上がったのも事実です。
ここでポイントとなるキーワードが、
『ミスがない』
『ミスが限りなく0に近い』
ということです。
完璧主義の人は、入念に準備をする傾向があります。
その背景には、
「ミスをしたくない」
「問題を起こしたくない」
「周りに迷惑を掛けたくない」
など、
将来に起こるであろうことを予測している。
だから完璧にやりたいのだと思います。
あなたが完璧主義者なら分かるのではないでしょうか。
完璧じゃないとあとでイレギュラーなことが
起こると対応するのが面倒ですからね。
例えば、
会社員なら経験する会議。
その中で使う会議資料やプレゼン資料の作成。
「ミスは許されない」
と言った、いわば脅迫観念を持っているのではないでしょうか。
本当は他人に迷惑を掛けるのを恐れているからではなく、
ミスを起こすことが怖いから。
評価をおとしたくないから。
安心したいから。
などの
自己都合で動いている結果です。
完璧主義の人は、
物事を「0か100か」でとらえています。
「ミスがあったら0点。なんの価値もない」
と考えすぎています。
完璧主義がいいことだと信じていた
周りの目を気にしすぎて、この病気になりました。
いつも気を張って、
ミスなく事を運ぼうとし、
誰からも愛される人材になり、
一目置かれる存在になり、
評価される。
と考えて行動した末路です。
あなたにはこうなってほしくないです。
だからこの記事を書いています。
完璧主義はつらいと思います。
完璧主義を捨てた
私がうつ病になってから復帰するまでの
4か月の間に考え付いた答えは、
「完璧主義を捨てる」ことです。
「物事を0か100か」という、「0、100思考」
ではなく、
60%の完成度を目指すことを意識しました。
会議資料にしても、プレゼン資料にしても、
60%です。
これは徹底的に守りました。
60%の完成度の資料と、100%の完成度の資料。
完璧主義を捨ててどうなったか
何が違うのかというと、
まず、物事を仕上げるまでの時間が違います。
今まで2時間かけていたものが1時間弱で終わるようになりました。
毎日のTODOリストの消化スピードが上がり、
残業がなくなりました。
評価はどうかというと、
面白いことに、
【評価が上がりました】
ミスはあったのに、です。
しっかりと、残業がなく、
定時で上がれる業務スピードが評価され始めたので、
そのミスは帳消しになりました。
残業をせずとも成果を残すというスタイルが評価されました。
いや~、精神的に楽になりましたね。
良いことだらけなんです、完璧主義からの脱却というのは。
「もしもミスがあったらどうしよう、人の何倍もの時間をかけて作った資料なのに、、」
という思考から、
「ミスがあっても大丈夫、ほかでカバーできるし。何とかなるっしょ。」
に変わりました。
あ、ちなみに1年かけて変わっていきました。
1日2日で変わることを期待している方、すいません。
それはムリです。
長年同じ思考、
つまり、
「完璧主義の思考法」を持っている人は時間がかかります。
なんだってそうですよね?
野球をやっていた人はわかると思いますが、
新しいフォームを定着させるためには時間がかかります。
でも、定着させてしまったらあとは継続するだけ。
定着までに時間がかかるだけです。
ローマは1日にしてならず、です。
まとめ
・完璧主義は損であると考えを改める。
・完璧主義を捨てると、精神的に楽になる。また、時間を捻出できる。
・評価も上がる。
ぜひあなたも、完璧主義から脱却してください。
気持ち、行動ともに変わるのが実感できるはずです。
今回はここまでです。
ありがとうございました。